鍵を無くしてしまったら大変ですよね。家に入れないという状況は、想像している以上に辛いものです。
皆さんは、万が一、鍵を無くしてしまった時に、家に入れるように鍵を家の外のどこかに隠している。という方は、まだまだいるのではないでしょうか?
予備の鍵を、家に入るための保険として置いているのだと思いますが、毎日、その場にあるかどうか、また、動かされていないか等は確認していますか?
そもそも、家の鍵を、外に隠しておくという状況は、防犯上、良い事とは言えません。
特に、アパートやマンションにお住まいの方で、ポストに鍵が置いてあるというのは危険です。
ポストに鍵は置いてはいけない
実際に、ポストに隠しておいた鍵を利用した空き巣事件が東京都豊島区でありました。
ポストに隠していた鍵を、ポストを開ける事なく隙間からかき出して使用されるというものでした。
実際にあった空き巣事件
(ポスト画像はイメージです。)
2015年12月、日刊スポーツ様より一部引用させていただきます。(2022/12 リンク先記事削除のため、リンク解除)
ポストに細腕突っ込み置き鍵盗んだ空き巣犯を逮捕
鍵は「鍵をかけたから大丈夫」ではありません。
この空き巣事件のように、ポストに鍵を隠しておく行為は、部屋に侵入されるリスクを生みます。
タイプによっては、鍵をかけていても、比較的簡単に開けられてしまうポストの鍵もあります。また、この事件のように隙間があれば、開けなくても鍵が盗まれてしまいます。
空き巣事件、鍵の不正利用の二次被害
この空き巣事件では、ドアを開けた後の鍵は捨てていた、とあります。
しかし、もし合鍵を持ちだされて、合鍵が作成されていたらと思うとぞっとします。
空き巣が、いつでも、部屋に堂々と侵入できるようになってしまうからです。
このように、鍵を持ちだされてしまった場合、危険度はかなり高まります。
一度でも持ちだされて、合鍵を作られると鍵を変えるまで、いつでも家に入れる様になってしまうのです。
鍵の管理はしっかりと考えて
鍵をなくして鍵屋を呼んだら、ついている鍵を壊されて交換で5,6万という話は、頼むところを間違えてしまえばあり得ない話ではありません。
電話では8千円からです、なんていわれるのですが、正確な金額は現場で濁されます。
そういった経験があると、鍵屋は信頼できない。
鍵を無くした時に、自分で家に入れるように合鍵を隠しておきたい。というのは理解もできます。
しかし、前述の空き巣事件もありますので、ポストなどで鍵を保管しておくのは安全とは言えません。
ただ、どうしてもという場合は、そのまま鍵を置くのではなく、鍵を取り出せないように、更に鍵をかけておく等、最低限の防犯は必要です。
もし、現状、ポストなどで管理している方がいるのなら、今一度、置き鍵について考えて、適切な行動をとりましょう。
何か起きた後では遅いです。起きる前にしっかりと防犯しましょう。