玄関のドアスコープから、部屋の中が見えてしまうという問題が最近ネットで話題のようです。
ドアスコープは、のぞき穴として、本来は室内から外の来客者を確認することができるという機能ですが、これを悪用して、外側から室内を見るという方法があるとのことです。
一人暮らしの方の部屋の構造から、玄関からそのまま部屋に直結することが多いです。
例えば、玄関キッチンがあり、お風呂か部屋に繋がる場合は、キッチンで着替えていると、外側から室内を覗き込むことで、位置によっては着替え中にみられてしまうこともあると考えると、非常に怖いですよね。
学生のワンルームなどはまさに被害に合いやすい層と被害を防ぎにくい部屋と組み合わせが悪く、危ないです。
少し脇道にそれてしまうのですが、ニュースの場合、危険だという報道と同時に方法までも書いてあったりするので、より被害を広げてしまう可能性があります。
今回の記事も、画像つきで詳しくやり方が載っていました。そういう危険がある場合は、対処法のみ載せるべきではないかなと思ってしまいます。
このやり方を真似して盗撮しようと考える人がでてくるかもしれませんので、バカバカしいなと思っている人もいるかもしれませんが、早めの対策が必要だと思います。
玄関のドアスコープからの盗撮対策
ドアスコープから室内を覗かれないようにする方法はシンプルで、室内からドアスコープに蓋をしてしまうという対策だけで問題ありません。
一人暮らしの場合、ほとんどのケースで来客は出なくて構わないケースがほとんどかと思います。
お友達でしたら、携帯で連絡も取れますからね。
しかし、宅配業者などの確認はしたいケースもあると思います。
先程の蓋をするという表現は、テープで何重にもして、開封できないようにというわけではなく、ドアスコープの上に厚紙などを上部にガムテープなどを貼り付けて、めくれるようにするという方法でも構いません。
市販のものもありますが、盗撮防止の為にと、高性能のドアスコープに変えるとか、そういうことは必要ありません。物理的に塞ぐ、これが一番効果もあり簡単です。
玄関は外に近いので危険という意識を
前々から提唱しているのですが、玄関の近くに鍵を置いておくのは危険という記事を書いております。
それは、来訪があったときには、ほとんどが玄関ドアを開けて、対応するからです。
そのときに、家の鍵がすぐ手に取れる位置にあるというのは、すごく危険なことです。代引きなどでお金を取りにリビングに戻っている間に鍵を持っていかれてしまう危険性がありますよね。
このように玄関は危険度が高い場所になります。
今回のケースも、玄関の覗き穴から室内の盗撮となります。
今一度、玄関周りに貴重品がないかをしっかりと確認することが大事です。
インターホン越しに話しているから大丈夫という問題ではなく、玄関ドア1枚挟んで外という意識を持たないと、
鍵を掛ける重要さも薄れてきてしまいます。意識的に鍵を締めることが大事です。
今回は、ネットで話題にということでしたが、こういう方法自体は、知っている人は知っていて昔から使われる手法でもあります。
防犯に関しては、ちょっとやりすぎなくらいが丁度いいと思います。
SNSに投稿する写真も、ちょっと確認してからという意識をつけると良いでしょう。
ドアスコープは簡単に外せます
ドアスコープは簡単に外せてしまいます。そのギミックを使った解錠方法もあります。
アパートでドアスコープを使わないほうが、実は防犯上良いんですよね。
カメラ付インターホン付きの物件は増えてきましたが、インターホンは後付で取り付けができます。
そのため、ドアスコープは元々ついているままで、そのままになっている場合がございます。
カメラ付インターホンがついている物件でしたら、ドアスコープ使うことありませんので、躊躇なくドアスコープを封じてしまうことを、最後におすすめしておきます。
盗撮できる方法をシェアするのではなく、防げる方法を是非シェアしてあげてください。