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合鍵工場です。
合鍵工場では、鍵を作るために、まず皆様に鍵の写真を撮っていただいております。
様々な理由がありますが、大雑把にいえば、鍵の作成ができるかどうかです。
メーカーによっては、作れない鍵もあります。
例えば、防犯対策として注文経路が管理会社のみという鍵もあります。
同じ鍵の種類でも、鍵の番号によって判別される鍵もありますので、一つ一つ確認する作業は大変ですし、一般の方では当然わかりません。
お客様が何も知らずに注文してしまい、名前住所使っている鍵、カギ番号を入力した後に作れませんとなるのは、合鍵工場では問題だと考えております。
先に鍵の写真を送っていただいているのには、そういうことを無いようにする対策でもあります。
さて、今までに沢山の鍵の写真を受け取りましたが、全てが、お作りできる純正の鍵の写真ではございませんでした。
やはり、合鍵と純正の鍵を見分けるのは難しいです。今回は、その中で多いH760,H248についてです。
H760やH248はキーナンバーか
純正の鍵のナンバーからメーカーで作られる鍵が、合鍵工場で取り扱っているものとなります。
鍵に刻印されているH760やH248という数字をキーナンバーと皆さん勘違いしてしまい、写真をお送り頂くのですが、H760.H248と刻印されている鍵は、純正キーではございません。
鍵屋さんで作られた合鍵になります。
H760やH248は合鍵です
では、この番号は一体なんなんだ、というと鍵屋さん用の番号だったりします。簡単にいえば、発注に使う型番です。
車の合鍵を持っている方は、鍵を少し見ていただきたいのですが、M382とかMT7とか同じように刻印されています。
豆知識になりますが、家はH、車(バイク)はMだったりします。ホーム、モーターの頭文字になります。(例外もあります)
H760やH248から純正キーは作れない
ということで、合鍵工場ではH760やH248と刻印された鍵からではお作りができません。
もし、同じ形の純正の鍵があれば、そちらの写真をお送りください。
今回の鍵(H760やH248)の場合、MIWAと刻印されています。
もしなければ、お近くの合鍵屋さんに行って合鍵を作る必要があります。
H760を鍵屋さんに持っていっても合鍵を作ってもらえないこともある
このH760には少し注意が必要です。
というのも、合鍵屋さんに持って行って合鍵作成をお願いしても断られてしまうことがあるかもしれないからです。
合鍵からの合鍵作成は、鍵の精度が、純正の鍵よりも更に悪くなってしまいます。
特にH760の鍵は、精度が悪いと鍵が回りにくくなりやすいです。その為、合鍵ではなく純正の鍵を持ってくるように要求されることもあります。
最悪の場合は、断られてしまう事もありえます。
あくまで最悪の場合なので、ほとんどは、回らない場合もあるので了承してくださいという注意があるくらいでしょうけど。
H248の合鍵は断られる?
では、H248の場合はというと、H760とH248では、鍵の中の部分の構造が違います。
H248に関しては、よっぽどのことがない限りは、断られることはないので安心してください。
でも、H248の鍵はいわゆる危険な鍵です。ピッキングに弱い鍵になりますので、防犯上、できれば鍵の交換をしていただきたいです。
H760やH248の鍵について まとめ
ということで、H760、H248について書いてきましたが、ここで少し注意です。
合鍵のもとを作るメーカーもいくつか存在しており、ほとんどの方が持っているH760等の合鍵はこの記事に当てはまると思いますが、
一部メーカーでは、同じ鍵でもまた違った発注番号になっています。
結局のところ、自分が使っている鍵が合鍵かどうか知りたい場合は、お近くの鍵屋さん(合鍵工場にお送りしていただくのも良いです。)で確認していただくのが良いと思います。
自分で調べたい方はこちら
合鍵と純正キーの違いと見分け方