鍵の写真は危ないという記事を以前に書きました。
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SNSに鍵の写真をアップするのは危険です
いつも合鍵工場をご利用いただきありがとうございます。 つい先日、バレンタインデーが終わり、春が少しずつ近づいてきたような、そんなことを感じる日も増えてきました。 春といえば、何が思いつきますか?新しい ...
今でもSNSで拡散していただいております。ありがとうございます。
今回、改めて、注意喚起を致します。
合鍵工場は鍵の写真2枚必要
合鍵工場では、鍵のみを写した写真を2枚用意していただいております。
注文前の確認で、写真2枚はハードルが高いですよね。この部分は非常に悩ましい問題ではあります。
ですが、鍵に携わっている者として、守らなければならない最低限のラインはわきまえるべきだと思っております。
なぜかというと、現代において番号だけで作れてしまうのは危険だからです。
そもそも、調べようと思えば、SNSで住んでいる場所まで特定できてしまうのです。
そこに鍵の写真が写っていれば、家に入ることができてしまうのです。
番号だけで持ち主と判断するのは非常に危ないというのが、鍵に携わっていれば理解ができると思います。
合鍵工場をご利用していただく方は、私のエゴかもしれませんが、そういう部分にもご協力いただいて本当にありがとうございます。
それから、SNSで記事を拡散していただく方も、本当にありがとうございます。
ツイッターですが、リプライによって投稿を消していただいている方もいて、少しでも防犯に貢献できているのではないかと思う次第です。
今後も、こういった注意喚起を多め更新していきたいと思います。
なぜ鍵の写真をアップしてはいけないのか?
そもそも、鍵が番号で作れることを知らないという方が多いことが原因です。
メーカー純正キーの場合、ほとんどの鍵が番号で作れます。
皆様が使われている鍵のほとんどは番号で作れてしまうというわけです。
そして、その番号で作る作業が、ネットで簡単にできてしまう現実があります。
SNSで載せてしまった鍵は、どこかで作られてしまう可能性があります。
合鍵工場では、写真2枚必要なので、基本的にはSNSからでは作れないような仕組みになっています。
パッと見ただけではわからないような小ささではありますが、画像にしてしまえば、簡単に拡大もできてしまうので、
番号が容易にわかってしまう危険性があるので、非常に相性が悪いと思います。
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この記事では、鍵を使った良い話として投稿をしたのですが、
例えばSNSで同棲開始しました!なんかで、鍵の写真載せてしまうと、特に危険です。
せめて、鍵にカバーをつけることや、番号部分にシールを貼るといった対応をするだけで、鍵番号を見て作られるリスクは少なくなります。
鍵の写真が危ないのではなく番号が危険
写真が写真がと定期的に周知させていただいておりますが、そもそも番号を晒してしまう行為が危険なわけです。
別に写真がなくても、鍵が作られてしまうのが危ないというのが本来の趣旨です。
その中でもSNSの写真は危険ですという流れでした。
「鍵が盗まれる」「番号を控えられる」といった事も防げるよう、鍵は必ず自分の管理できる範囲に置いておく事をオススメ致します。
他の記事でも記載しておりますが、玄関に鍵を置いておく事や、飲食店でトイレに行くときに鍵をテーブルの上に置いたままなどは危険です。
お財布等と同じように、鍵も大事に持っていただく必要があります。
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鍵の所有者を証明する方法がない
番号だけで作るのは危ないじゃないかという感性が当たり前だと思います。
そのために、手間となってしまいますが、鍵の写真を合鍵工場では必須としています。
鍵の所有者を証明する方法がないので、番号での注文を停止させることは不可能なのです。
実際に、実店舗でもその鍵を持ってきた人が、本当にその鍵の所有者であると言い切ることはできません。
鍵をもってるからという理由で判断するしかないのです。
ただ番号を知ってるから、その人のものだという判断で作ってしまうようなモラルのない業者が存在するのも、仕方のないことです。
実際、鍵業界はボッタクリが多く、はっきり言って健全だとは思えません。
このような業界でも、一部の業者だけでも真面目にやり続けることが必要なことだと考えております。
そして、この意味を、このような形で伝え、皆様に話のネタとしてでも良いので、鍵について拡散してもらえるとありがたいです。