鍵穴は汚れている
その鍵を使ってどのくらい時間が経つでしょうか?その鍵を使ってどのくらい鍵を開け閉めしてきましたか?そして、何度、掃除・お手入れをしてきましたか?
ほとんどの方が、毎日鍵を使うのに、一度もお手入れをしていないと思います。鍵の掃除・お手入れなんて習慣ないですし、その方法も分からないからですよね。
でも、そのまま使い続けていて、最近どうですか?鍵が刺しにくい、抜けにくい、回りにくいといった鍵の動きが悪い症状は現れていませんか?
まだ大丈夫なら安心です。でも、突然鍵が回らなくなってしまった、なんてことにならないために、予防として覚えても損はありません。
最近、若干でも違和感を感じていたら、今すぐ、掃除しましょう。
歯ブラシで鍵掃除
まずは、お手持ちの鍵を綺麗にしてあげましょう。道具は歯ブラシのみ。
ギザギザした鍵もディンプルキーもよく見たら溝や凸凹した穴に汚れが溜まっています。こういった汚れの積み重ねが鍵の回りづらさの原因にもなります。
特にディンプルキーはこの凸凹した穴のくぼみが鍵の開閉に大きく関わってきますので、例えば、一箇所汚れで埋まってしまうと鍵が回らなくなってしまいます。
鍵を歯ブラシで掃除して頂くのが鍵掃除の第一歩です。
エアダスターで鍵穴掃除
次、玄関に付いている鍵を掃除しましょう。道具はエアダスター。
掃除機を左右に振って、鍵穴から中のゴミを吸い出す方法もありますが、そこまでするのは大変。室内の扉ならできますが、玄関ドアだとなかなか出来ませんよね。
こういう時は、エアダスターを使いましょう。エアダスターはPC掃除等に使うもので、電気屋さんにも売っていたりします。これを鍵穴に向かって吹きかける。これだけ。あっという間に終わってしまいますよ。
鍵専用の潤滑剤
そして、最後に鍵の周りを良くする秘密道具。道具は鍵専用の潤滑剤、もしくは鉛筆。
鍵専用の潤滑剤を鍵に吹きかけるか直接玄関の鍵穴に吹きかけてください。鍵専用の潤滑剤がない場合は、ホームセンターで購入するか、鉛筆を探してください。学校などで使ったあの鉛筆です。
鉛筆が用意できたら、鍵の切り込みや溝、凸凹した部分に強めになぞります。ある程度なぞったら、鍵穴に刺して回して抜いてを数回繰り返します。以上でお手入れ終了です。
お手入れが終わったら、汚れた鍵は布などでしっかり拭きとって綺麗にしてあげてください。
ちなみに、ここで気をつけなくてはいけないのが、潤滑油。
鍵には専用の潤滑剤があり、自転車のサビ落としなどで使うCRCが家にあるからといって使用しては絶対にダメです。鍵の故障の原因ともなり得ますので注意してください。
もし、万が一、使ってしまった場合は、鍵の洗浄を鍵屋さんにお願いしましょう。残念ながら、掃除前よりも鍵は動きが悪くなることになります。
家に入れなくなる前に鍵掃除
と3つに分けて、鍵の掃除とお手入れについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
これをやるだけでだいぶ鍵の寿命も伸びると思いますし、突然、鍵が回らなくなったとか抜けなくなったとかのトラブルが少なくなるはずです。万が一に備えて、せめて年に一度でも鍵の掃除をしてあげてくださいね。
30分もかからず出来る作業ですので、この記事を機に、一度試してみてはいかがでしょうか?