鍵の業界に関して、正確には、生活トラブル駆けつけサービスとでもいいましょうか、ぼったくり業界と思っています。残念ながら、そういう話をよく聞きます。
逮捕まで至るケースもありますが、どんどんやるべきだと思っております。本当にひどい。
では、なぜ高いのかを考えてみました。
鍵屋が高いと思われる理由
まず、考えられるのがホームページで謳われる5,000円～、8,000円～という表記。
実際には、鍵交換であれば２万円３万円が相場になってくるので、この数字のギャップが高いと思わせる可能性があります。
先に鍵交換２万円と聞いているのと、８０００円とみて、頼んだら２万円だったとではわけが違いますね。
まずは、お客様のもとにいくということだけを考えている業者が多いので、最初の価格を下げている業者が多く、高いイメージに繋がっている可能性があります。
お客様のもとに行けば、その場でキャンセルしづらいからです。キャンセル料も取られます。
鍵屋が高い価格設定をしている理由
どうして高くないといけないのか。
２万円の中には、部品代と出張代と作業料金が含まれてると思えば、実際は一般的な鍵交換２万円なら妥当なところです。
ただ、２万円で済むのは、良いケース。（モノ、ケースにもよります）
一般的な業者が２万で済む作業が、そういう会社に頼んでしまったばかりに４万円になるケースもあります。
なぜでしょうか？
それは、コールセンター（仲介業者）を挟んでいるからです。
仲介業者に取られる手数料が大きい
ざっくり計算ですが、一般的には、売上の３０％ほど取られます。利益ではなく、売上の三割は非常に大きいです。
２０，０００円の売上から、３０％は６，０００円。２万円の作業なのに、鍵屋には１４，０００円しか入っていないことがわかります。
その中から出張費と鍵代（材料費）などが含まれるため、利幅が少なくなります。
コールセンターの受付だけで売上の40％も取られる
自分の知ってる中で高かったのが、A社。４０％でした。酷いですよね？
鍵屋にかけたとおもったらコールセンターだったら、気をつけてくださいね。
鍵屋さんも利益は必要なので、仲介手数料を考慮した上で、価格に上乗せしなくてはならなくなります。
結果、直接鍵屋さんに依頼すると２万円で済む作業が、コールセンターを経由するだけで３万円、４万円となってしまうからくりになります。
単純に多く取っているとおもいきや、実は鍵屋さんも取られてしまっているというからくりでした。
合鍵工場では、埼玉、東京ではコールセンターを挟まない業者をご紹介できますので、
鍵交換の際には、鍵屋へ直接頼むように気をつけましょう。