マッチポンプとは、自分自身で問題を起こしておきながら、それを解決して、自分をよく見せるというやり方です。
最近ふと思ったことがあります。それは、不正に作った合鍵を利用した犯罪に関して、まさにマッチポンプ的な手法が使われているのではないかということです。
合鍵犯罪に例えると、そのサイトによって起きた事にも関わらず、その根底にあたる部分の修正せず、利用者への注意喚起を行い、さも犯罪防止を謳う善良な業者のように振る舞うといったところでしょうか。
不正合鍵作成への注意
「鍵の番号を隠して！」といった注意喚起は、そういう犯罪が知られている今現在、必要だと思います。
テレビ等では、こんなに簡単に鍵が開きます！といった犯罪の方法までを流されることもありますが、番号で鍵が作れるといったことも、このような形で広まってきたのではないでしょうか？
その結果、残念ながら起きてしまった事件は、少なからずあります。
不正合鍵犯罪を減らすために
合鍵工場を始めるにあたって考えたのが、どうしたら、そういう事件を減らすことができるだろうかということです。
現状に対しての不満はあれど、それを思っていただけでは、現状は変わりませんし、止められるかもしれない次の被害は止められません。
そこで、対策として自身で対抗になりうるサービスを考えました。
実在店舗の鍵屋さんとネットの合鍵発送サービスの良いところをあわせとった写真を使った合鍵サービス、それが合鍵工場です。
仮に、ネットサービスがなかったとしても、合鍵を使った犯罪はなくなりません。
実在の店舗にて不正に持ち出して、合鍵を作成するということは今も昔も変わらずに行われています。
そういったネットサービスの登場で、悪い意味で、敷居が下がったというのが現状です。不正な合鍵による犯罪は、鍵を取り扱う以上、切り離せない問題なのです。
不正合鍵犯罪防止への取り組み
合鍵工場というサービス自体も、その問題と向き合わなければなりません。
サービスを行う中で、写真を必須にし、撮影場所の指定など、一般的な利用者の方にとっては面倒くさいと思われてしまうことも承知で、サービスを常に改善しております。
合鍵工場の役割は、ネットにおける合鍵販売の健全化だと自負しております。
先行者利益だといわんばかりに売上を追い、より手軽に作れるようにしてしまう一方で、合鍵工場としては、正しいあり方を求め、今後も試行錯誤して取り組んでいきます。
残念ながら、合鍵工場の取り組みは、いまだ浸透しておらず、依然として、いやむしろ、合鍵工場ができる前よりも業界としては悪くなってしまっているかもしれません。
それでも、一石を投じる意味で、合鍵工場の存在意義は必ずあると思います。そのためにも、今後も販促としてのコンテンツ作成ではなく、少しでもなにか良くなるように利用者以外の方にも繋がるコンテンツを発信できるよう努力致します。
ネットを使ったサービスは合鍵以外でも、今後も多く出てくるとは思いますが、先行者利益だからといった問題を後回しにするのではなく、問題点も考えた上で正しいあり方を追い求める健全なサービスが増えることを祈っています。
もし、ご自身のまわりで、そういうサービスが蔓延ってしまっている時は、自分自身で、正しい方向へ迎えるようにサービスを展開させることも大事なアクションだなと改めて思いました。
鍵に関して言えば、ネット合鍵犯罪だけではなく、一部の出張業者のぼったくりなど、少しずつでも改善できることはあると思っています。
各サービスでお客様のお役に立てるよう、頑張りますので、今後共よろしくお願い致します。
